集気瓶から逃げるブタン

その1

TOP > 化学 > 上方置換と下方置換 > 集気瓶から逃げるブタン(その1) > 集気瓶から逃げるブタン(その2)


次のグラフは,集気瓶にブタンをいれ,下の図1のように電子天秤のせて,10秒毎に質量をはかったときの変化のようすを示すものです。300秒経ったところで,図2のように集気瓶を逆さにしました。

集気瓶を逆さにすると1分半ほどで中の気体がほとんど逃げたことになります。

ブタンの分子量は58で,同温度,同圧力の空気のほぼ2倍の密度があります。
このように「空気より重い気体」は上方置換で集めるのは不適当といえます。

気体の温度を室温に近づけ,実際に気体を捕集する場合に近い条件で実験した結果がこちらにあります。集気瓶から逃げるブタンその2


図1


図2


TOP > 化学 > 上方置換と下方置換 > 集気瓶から逃げるブタン(その1) > 集気瓶から逃げるブタン(その2)

最終更新日:2003.07.22